2015/01/01
謹んで新年のご挨拶を申し上げます 2015年 金融ユニオン浦野委員長年頭挨拶
新年おめでとうございます。
全国金融産業労働組合
中央進行委員長 浦野 弘
昨年末の総選挙の結果の報道では自民・公明の圧勝との報道もありましたが、50％近くの国民が投票を棄権し、安倍首相の「消費税増税」をはじめ、国民の声に耳を貸さない暴走政治に、正面から対決した日本共産党が前進しました。
比例区得票数で、前回の370万票から606万票と伸ばし、8議席から20議席、沖縄の小選挙区でも1議席を得て、21議席と大きく前進しました。中でも沖縄の県民の基地反対の運動は、知事選に勝利し総選挙では全小選挙区で基地反対派が勝利しました。
私たち労働組合も、昨年は19年ぶりに大手金融機関が中心ではありましたが、春闘での前進もあり、過労死防止法の成立、生涯派遣を合法化する改悪も廃案に追い込むことができました。
「写真提供：元秋田銀行 Ｎ氏」
金融ユニオンではアメックス、愛知県中央信組、大阪のＡ信組などの解雇や安全配慮義務違反に関する裁判に取り組みましたが、アメックス、愛知県中央信組の裁判では、私たちの主張が認められる判決を勝ち取ることができました。会社は控訴、上告をしましたが、引き続く裁判でも多くの仲間の支援を受けて、必ずや勝利できると確信しています。
私たちの取り組みは、大きな困難や難しい局面もありますが、そのような時こそ、多くの仲間の困難を乗り越えた教訓をしっかりと学習して、組合員の力を合わせて取り組みを進めていきましょう。
新年は、周囲の働く仲間と国民の共同の力に依拠して、生活改善をめざす賃上げ、パワハラなどのない人権が尊重され、働き甲斐のある職場作りをめざして奮闘しようではありませんか！
戦後70年、改めて歴史をいかに発展させるのかの立場にたって、金融ユニオンの前進をめざし、ご一緒にがんばりましょう！
