2015/10/10
ひとこと言わせて!誰の子供も殺させない
安保法制が成立してしまいました。アメリカの支配層と日本の支配層は喜んでいます。日本の軍事力の世界展開が可能になっていくからです。支配層は尖閣、竹島の領土問題をうまく利用し、中国や韓国に対する嫌悪感をふりまいています。
今の憲法は国民主権、平和主義、基本的人権の尊重で世界一ですから一部の支配層が壊そうとするのはよくわかります。私たちが、職場で労働運動ができるのも現憲法を先人の尊い犠牲のもと勝ち取ったからです。憲法は国の最高法規で最高権力者をもしばるものですが(立憲主義)安倍政権は公然と違反をしています。
現憲法は自由民権運動から大正デモクラシーに続く日本の自由と民主主義の発展を引き継ぎ、日本軍国主義が敗北したなか、国民が熱望する状況のもと、アメリカ占領軍の統治下で誕生したのです。
私は子どもの時、親に質問しました。質問というより批判という気持ちからです。「どうして戦争なんかしたの?」
まさか50年後に太平洋戦争は正しかったと、言う人が内閣にいるとは思いませんでした。
今、自分がこれからの子供たちに同じことを言わせてはならないと強く決意しています。軍事力に頼るものは軍事力で滅ぶ。国家の行う殺人=戦争に反対です。どこの国にも自衛隊は行くな。誰の子供も殺すな。戦争法は廃止しよう。憲法にあった政権をつくりましょう。
(北海道・S)