2015/11/25

三菱東京UFJ銀行 団体交渉

均等待遇と余裕ある人員を

 男女年齢別平均賃金水準の明示を求めましたが、回答はありませんでした。明らかにされたのは、男女別の勤続年数が男性は18.4年、女性は12年、総合職の女性採用比率は11.5%、特定総合職では99.7%、AP職(一般職)100%が女性になっています。

 女性の活躍の保証は、子育て女性をどう支援するかが大事であると組合として主張をしています。

 現在産休中の女性が約1,500人、育児時間をとっている女性が1,000人弱と、当面子育てで頑張っている女性は、今後も増加の見込みです。銀行が、育児時間を9歳まで制度として保障をしていますが、実態はできる限り、育児時間を取らずにフル勤務をできるように指導を進めている状況です。職場によっては、育児時間を取得して保育所へのお迎え時間になっても引き継ぐ人がいなくて、帰れない実態があります。私たちは、子育てをしている女性が安心して育児時間が取れ、引き継ぎのできる余裕ある職場の増員を要求しています。

マイナンバー制度・告知せずとも処罰なしを確認

 マイナンバー制度に対する取り扱いで、情報漏えいなどの不安があり、登録を見合わせる自由を要求しました。銀行からは行政官庁の扱い次第であり、原則お願いをしていくという見解でした。国税庁では、番号の提出のない人は、その事情を明記すれば事務は受けつけるとの見解であり、不安等で提出を拒否する自由は現在のところ認めています。


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