2015/12/01

雇用・人権、生活など諸要求実現で希望ある明るい年を迎えよう!
大阪シティ信金前で抗議行動-大阪争議支援総行動-

「雇用・人権、生活など諸要求実現で希望ある明るい年を迎えよう!大阪シティ信金前で抗議行動」

「大阪シティ信金前で抗議行動」

 12月1日、大阪労連と大阪争議団共闘会議は、全ての争議解決をめざして各企業などへの抗議要請行動に取り組みました。

 金融労連では、今回、パワハラにより心の病に労働者を追い込み、休職期間満了で解雇を行った大阪シティ信金への抗議行動に取り組み、本店のある北浜のオフィス街に「大阪シティ信金はパワハラをやめよ」「不当労働行為をやめろ」などの怒りのシュプレヒコールが響き渡りました。

 要請では、「労働組合と協議中に労災申請している労働者を休職期間満了で一方的にクビを切ったりするのは、到底許されない」「主治医の意見も聞くことなしに復職への何の努力もしていないのは企業責任の放棄だ」「労働者のロッカーの私物を勝手に移動したりするのは犯罪行為」「診断書の管理がきわめてずさん」などと、これまでの団体交渉で問題とされてきたことを改めて指摘。この段階での団体交渉打ち切りなどは、明白な不当労働行為であり、労使交渉で速やかに争議を解決するよう求めました。

 これに対して、応対した金庫の人事部は、事前にこの日の行動を伝えてあるにもかかわらず、「要請の趣旨を上に伝え、弁護士とも相談して対応していきたい」などと言うのが精一杯のありさまでした。

 行動に参加した、地域の労働者は、大阪シティ信金で起こっている異常な実態が書かれたビラを見て「信金の内側で、こんなことがやられているのか」と驚きの声をあげていました。

 この日の行動には、地元の労働者を中心に200人が参加し、金融ユニオンからも終日行動に参加しました。


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