「今一番大切なもの −毎日の安全、家族の健康−」 金融労連 全国金融産業労働組合

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今一番大切なもの −毎日の安全、家族の健康−

私にとって今一番大切なものは毎日の安全、家族の健康です。生活できるお金も必要です。これらを確保するため毎日たくさんの時間を費やしています。みなさんも同じかもしれません。大きくまとめるならば人間の幸福追求ということは精神的な自由と経済的な基盤の獲得といえるかもしれません。

毎日の生活に社会の安定と平和は欠かせません。何事もなく安心して働けることは幸せなことです。私は今の憲法が永遠に続いてほしいです。いつまでも戦後であってほしい。生まれてから戦争の苦しみを経験せずに生きてきました。これは先人の命が憲法に凝縮しているからでしょう。海外の戦場、沖縄、広島、長崎、ビキニと多くの命が奪われました。およそ三百万人といわれています。さらに第二次世界大戦全体では二千万人と歴史家は記しています。

なぜ戦争や暴力が絶えないのか。私は少し侵略の歴史を調べてみました。すると分かったのは、世界支配者は侵略の覇権国で変遷していることです。中世はスペインとポルトガルが世界の覇者でしたがイギリスに敗れました。イギリスは世界の90%を侵略した海賊の王でした。それも次第に弱くなりアメリカ、ソ連がでてきます。ドイツ、日本という新興の覇権国も成長しましたが連合国に敗北しました。第二次世界大戦はアメリカの世界支配に移行する過程でおきています。戦後の東西冷戦を経て、今はアメリカの王国の地位が崩れかけています。ソ連崩壊は皮肉にもアメリカに安らぎを与えませんでした。ベトナム戦争、イラク戦争、シリア戦争などを経て、力の論理の衰えが進行しています。いま力が増しているのは中国のようです。そのあとはインドかもしれません。ただ核兵器についてはロシアとアメリカが世界の93%の保有率です。ロシアが7500、アメリカ7260で圧倒的な力です。他の7か国はフランスの300から北朝鮮の6という状態です。(ストックホルム国際平和研究所年鑑による)

戦争という暴力の根絶(平和主義)や基本的人権の不可侵性をうたい(天賦人権説)国民の最高の権力を規定している日本国憲法は世界の宝です。これは間違いありません。憲法制定時の帝国議会や民衆の世論から現在の国民世論まで戦後の憲法体制を否定する民衆はほんの一握りです。しかし、現在の日本の総理大臣は自らの憲法に定められた義務に違反して、現在の日本国憲法をなんと「みっともない憲法」と侮辱しています。

平成24年に自由民主党が決定した憲法改定草案には、今の憲法には許されない基本的人権の国家による規制や(天賦人権説の否定)、天皇元首化(国民主権の圧殺)軍事力強化による国防体制の強化や緊急事態条項による非常大権の憲法規定があります。まさに戦前のレジュウームです。安倍総理が日本が最も輝いていたときは昭和5 年から昭和20年だという意味がわかります。

(北海道・S)