「傍聴席 「初心を貫いて」」 金融労連 全国金融産業労働組合

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傍聴席 「初心を貫いて」

先日、A信組の原告であるOさんの本人尋問を傍聴しました。

原告代理人による尋問は反対尋問を想定し尽くしたものだと思いました。反対尋問は凄く異常だと思えました。4月に入社し、試用期間である札勘定、伝票記入、預かり証作成など、頭の中で考えて確認し、誰でも同じ頭の作業をします。預かり証の記入方法は百人あれば百通りあると証言したようにマニュアルがなく、原告が嫌がらせを受けていたことがわかります。預かり証の作成や伝票作成は、どこの金融機関でも本部監査において、ベテラン社員であっても指摘事項の多さは周知のごとくなのではないでしょうか。

原告は「指導員の空いた時間一回当たり5分の研修」だったと証言しました。「7月から新規開拓を指示され、600軒以上訪問した」などなどを証言しました。

支店長に「向いていないから辞めた方が良い」「毎日怒られて辛くないのかね」と言われ、原告は「頑張ります」と答えたと証言しました。最後に、裁判長から解雇されて2年間どういうことをされていたかと尋ねられ、社会保険労務士や宅建の勉強をし、宅建に合格したと述べました。『仕事が好きだから絶対に復帰したい』、自分を信じて初心を貫いてください。

(東京・中村清)