2016/09/02

傍聴席から 夢ある若者を振り落とすA信組を許せない!

 9月2日、大阪地裁でA信組のKさんが試用期間中に解雇され、組合との団交で解雇撤回がならず、裁判で争ってきた裁判の結審を傍聴しました。

 Kさんは「信組側の事実とは程遠い数々の陳述は残念でならない。裁判を通じて仲間の支援や裁判官の和解で示された発言など、励まされることも多く、精神的にも成長できた」と、これまでの裁判の中での思いを裁判官に立派に証言しました。

 多くの若者を募集しておきながら、ザルでふるいにかけて残った若者だけを採用するといった、考えられないような「試用期間」制度なるものを使い、いざ職場で職務に就こうとしても、職務上のマニュアルもなく、先輩の交渉や身振り、手振りがマニュアルというお粗末なもの。通信教育などでいくつもの資格も取り、金融マンとしての備えを十分に果たしてきた若者を。、まさにブラック企業そのものと思いました。

 判決日は、11月18日(金)午前10時です。是非再度駆けつけたいと思います。それに向けて、裁判所に対しての公正な判決を求める要請署名が取り組まれます。みんなで支援して、ぜひ勝利判決を勝ち取りましょう。

(愛知・W)


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