「2017年 金融ユニオン 中村 弘光中央執行委員長 年頭のご挨拶」 金融労連 全国金融産業労働組合

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全国金融産業労働組合(金融ユニオン)

謹んで新年のご挨拶を申し上げます
2017年 金融ユニオン 中村 弘光中央執行委員長 年頭のご挨拶

 60年に一度しかやってこない丁酉(ひのととり)の新年をつつがなくお迎えのことと思います。

 昨年は、リオ五輪で日本は最多のメダル41個を獲得し、私たちにあきらめない姿と感動を与えてくれました。また、江戸時代の画家である伊藤若冲生誕300年として、東京都美術館で「生誕300年記念若冲展」に44万6千人も集めました。大相撲では、久々の日本人横綱誕生が期待されていました。10年以上も日本人横綱がいない状況からのプレッシャーは並大抵ではないと思いますが、今年こそ乗り越えてほしいものです。

 国民から反対の意見が多い、年金削減・カジノ解禁・環太平洋連携協定(TPP)など、政権与党が多数を占め、高い支持率があるといって、一気に通してしまうやり方には納得できません。

 春闘では、日銀のマイナス金利政策の影響もあり、昨年はほとんどの金融機関ではベアなしの回答でした。このような中で、あおぞら銀行では非正規を含め、0.5%のベア回答がありました。

 安倍政権は女性活躍推進を言っていますが、実態はマタハラで苦しんでいる人や子どもが保育園に入れないため働きたくても働けない女性たちが大勢います。また、女性労働者の6割が非正規雇用です。「非正規でしか働けない・子どもがほしいけど産めない」などの実態に直面しています。派遣・パートなどの非正規労働者の賃上げ、正社員への転換・無期雇用化・福利厚生の同一化などの諸要求を高く掲げ、均等待遇を実現していきましょう。

 金融ユニオンは、権利侵害を許さず、労働者の雇用と権利を守るため、裁判など争議をたたかっています。現在も、大阪シティ信金の休職期間満了解雇裁判がたたかわれており、引き続き多くの仲間の支援で勝利判決を勝ち取りましよう。

 企業が世界で一番活動しやすい国への道には加担せず、雇用・労働条件の改善やくらし・平和を取り戻そうと願う人たちとのつながりを強め、一人一人が大切にされる社会や職場に向けた取り組みが必要だと思います。組合員の要求実現に向けて、何事にも粘り強く地道に行動しつつ、迷う時には原点に立ち返って1つずつ実現できるようにしましょう。一人一人が自らできることに確信を持って行動することが今年も重要になっています。

 健康で明るく元気に活動できるよう、今年もよろしくお願いします。