「8月26日−第9回定期全国大会開催−愛知・豊橋にて」 金融労連 全国金融産業労働組合

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全国金融産業労働組合(金融ユニオン)

8月26日−第9回定期全国大会開催−愛知・豊橋にて
雇い止め撤回実現
知恵と力を集中し、足もとを固め、輪を広げよう!

 8月26日、愛知県豊橋市で、金融ユニオン第9回定期全国大会が開催され、全国から代議員・役員・オブザーバー33人が参加しました。

「第9回定期全国大会」

−第9回定期全国大会−

 冒頭、中村弘光委員長は、「アベノミクスで私たちの所得は伸びず、暮らしは悪化している。金融機関はマイナス金利による収益の悪化で、賃上げには消極的だが、景気を回復させるには、所得を増やす政策と社会保障を良くする政策が必要。運動方針の確立のために活発な議論を期待する」とあいさつ。

 黒田書記長からの議案提案、大阪シティ信金の尾形さんからの争議の現状報告と支援の訴えに続いて討論が行われました。

成果と課題を持ち寄った討論に

討論では、

●55歳の専任行員制度が廃止され、期待していたが、これまで専任行員の組合員は指示書に基づいて賃下げに見合って仕事が軽減されていたのに新しいコース別では、仕事はこれまでと同じなのに賃下げだけが行われるようになり失望が広がっている。
●パワハラが就業規則に規定されていないことを口実に財務局に告発した役席者が閑職に異動させられた。非組合員からのパワハラ被害の相談に乗れる体制を何とか作り上げたい。
●人材が確保できないので、65歳以降もパートで働いてほしいという声かけが始まってきている。
●10年以上も契約更新してきたのに60歳で雇い止めを通告されたが、銀行と組合の団体交渉で、65歳までノルマなしの雇用が確保されることになった。組合の迅速な対応と仲間の応援が嬉しかった。今度は、困っている仲間に微力ながら恩返ししたいと思う。
●今春闘で、個人面談でのボイスレコーダー持ち込み要求を認めさせ、これまでパワハラ・不当労働行為の温床になっていた個人面談の状況が大きく改善された。
●65歳以上でも希望すれば働ける銀行をめざしたい。
●有期雇用から無期転換についての学習会を実施した。
●中途入社して1年もたたないうちに退職勧奨された。退職勧奨の事実は銀行も認めたのに、謝罪するどころか、未だに昇格差別されている。
●同一疾病による休職期間の通算提案が銀行から出されたが、組合は「業務が原因の疾病によるものなら、銀行の責任で最後まで雇用保障すべきで、特に主治医の意見を尊重するよう」申し入れた。多数派組合が何でも容認する中で、今後も改悪に歯止めをかけていきたい。
●銀行カードローンで消費者金融の保証で推進しているが、多重債務を作り出していないか、金融庁も調査を始めている。全国の金融機関での推進状況や金融庁との交渉の中身を教えてほしい。
●若い人の自己破産を急増させている銀行カードローンについて、金融庁も重い腰を上げて、9月から実態を把握する特別調査に乗り出すと報道されている。これまで「顧客本位」の方針を掲げてきた金融労連が引き続き、警鐘を鳴らす運動を進めてほしい。など質問も交えた意見が次々に出されました。

 全ての議案が満場一致で採択され、新年度の役員の中から三役が信任投票で選出されました。

全国大会のご参加のみなさん、お疲れ様でした。

「第9回定期全国大会」

−第9回定期全国大会−

 大会で採択された議案が活動の方針を示してくれたと思っています。「ひとりはみんなのために、みんなはひとりのために」を絶えず頭に置き、決して自分だけのカラに閉じこもらず、全国に広がる仲間の経験・教訓を学び、情報を共有しながら、分会会議や支部会議など、みんなで知恵を出し合って運動を進めていきましょう。「話し合って行動してこそ、結果が出る」ということがはっきりした大会だったと思いました。

(愛知・S)