「『メンタル不調闘病記』(その4)」 金融労連 全国金融産業労働組合

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『メンタル不調闘病記』(その4)

【服薬と静養】

 心療内科から帰ると妻から意外な反応が。「薬飲む事になったの?薬飲むとやめられなくなるんじゃない?昼間もぼけーっとして車の運転できないんじゃない?熟睡し過ぎてトイレにも起きられなくなるんじゃない?」しかしこれらの妻の心配は杞憂でした。確かに最初に処方された薬は私に合わなかったせいか、寝入りばなに背中がむずむずして寝付きが悪いということがありました。ネット検索すると薬の副作用の可能性もあるようです。最初の薬は最新のもので副作用も少なく、とても評価の高いものでしたが、医師に相談するとすぐに別の薬に変えてくれました。薬は個人個人合う合わないがあるので、医師は最初には慎重に1週間分ずつ、様子を見ながら処方してくれます。変えてもらった薬は実に私に合っていて、とてもよく寝られるようになりました。

 私は夜トイレに起きる方ですが、トイレに起きた後もまたすぐ寝られます。こんなに熟睡できるのは何年ぶりだろう?と思う位です。これだけでも生活が全然違います。また、「自宅静養」ではありますが気分転換も必要です。

会社にも了承を得た上で、温泉ミニ旅行や巡礼の旅、読書や家の障子の張り替えなどをしながらゆっくりと1ヶ月静養しました。学生時代以来こんなにゆっくり好きなことが出来たのは初めてです。

 『スーパー銭湯の露天風呂から上がって、外の涼しい風を受けながらぼんやりと「これから約1ヶ月何をして過ごそうかなぁ」等と考えながら乾いて行く腕をさすっていると、頭の中でバラバラになっていたピースがまるでジグソーパズルを組み立てて行くように一つずつ元に戻って行く、そんな回復感を感じられました。』人生の中でも得難い体験だったと思います。ちなみに私はこれまで有給休暇を上限の40日残していましたので、1ヶ月と言っても営業日としては20日余りの有給休暇を消化しただけです。静養期間中も給与や賞与もしっかり振り込まれていました。タレント、スポーツ選手、自営業、農家…いや、サラリーマン以外は「休み」は即、「収入なし」に繋がるでしょう。改めてサラリーマンという立場を大切にしなくてはならないな、と思いました。

続く