2018/02/10

『メンタル不調闘病記』(まとめ)

 元の職場に復帰して1ヶ月経ちました。通院、服薬は今後1年程度続けることになっています。連休明けなど若干の憂鬱感はありますがひとまず無事に仕事に通っています。

 自分の体が第一と割りきって、決して無理しないことがよかったと思います。責任ある立場も後輩に代行してもらっています。そのことにほっと出来ています。以前ならとてつもない挫折感や焦燥感に繋がっていたでしょう。

 私は変わった、と思えます。組合仲間との交流や趣味、仕事以外のことに大きな価値観が持てるようになっています。

 また悪くなったら医者にかかればよいのです。会社内でも残業はしないよう、また行事など多くの人が集まる環境は免除してもらっています。

 懸念していた社外の方の反応も理解を示してくれる好意的なものばかりでした。

 今回私は「勝者」「エリート」では恐らく経験していないことを経験できました。また深刻にならないうち、医師も驚くほど早期に職場復帰できたのも組合仲間が親身に、具体的に相談にのってくれたからだと心から感謝しています。

 会社に不調を訴え、もし会社から私に不利益な対応をされたとしても必ず組合仲間が助けてくれる、そんな安心感がありました。

 今度はこの経験を同じ悩みを抱える仲間に伝える番だと思い、恥ずかしながらペンをとりました。


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