2019/02/16

絶対に不合理な格差は許さない!-権利討論集会

 2月16日、民主法律協会主催の権利討論集会に参加しました。

 南山大学の緒方教授の講演では、非正規労働者をめぐる法の動きや『不合理な待遇禁止』対象の具体的な内容と、今後の組合活動への取り組み方が話されました。
「なぜ正規労働者と非正規労働者の不合理な格差が許されないのか。雇用形態によって合理的な理由のない格差を設ける事は、法の下の平等を定めた憲法14条に反するからです。生活を脅かすレベルの低すぎる労働条件は、健康で文化的な最低限度の生活を保障した憲法25条に反します。人はその労働に対して等しく報われなければならず、性別や思想、社会的地位やその他による差別は個人に対する尊重の欠如であり、個人の尊厳を明記した憲法13条に反するものです」との講演に、絶対に不合理な格差は許してはいけないとの強い確信をもって組合活動に取り組んでいかなくてはと思いました。

 講演後は、非正規労働者の問題を討論する分科会に参加しました。
金融ユニオンは、『金融職場における非正規労働者の均等待遇をめざす取り組み』について報告しました。組合からの均等待遇要求として、昼食手当の支給や公共交通機関延着時の時給カットの廃止が認められた経緯や、今後の重点取り組みとして引き続き均等待遇をめざすとともに、非正規労働者への賞与支払いの早期実現と、就業規則上の解雇条項の規制の実現を目指す取り組みが発言され、参加者たちは真剣に聞き入っていました。
他にも高校の非正規職員からは、無期転換にともなう労働条件改悪に対するたたかいが報告され、非正規の公務労働者からは、非正規職員の雇用と労働条件の実態と問題点に対する取り組みが報告されました。

 職場や立場の違う様々な非正規労働者からの報告や取り組みを聞き、とても勉強になりました。今後の組合活動に生かしていきたいと思います。

(近畿支部・TO)