金融労連:全国金融産業労働組合(金融ユニオン)は、銀行、信用金庫、労働金庫、農協、生保、カード会社及び、その関連会社に勤務する正社員・パート・派遣労働者・出向者のための労働組合です。

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春闘アンケート結果報告


全国金融産業労働組合(金融ユニオン)

昨年12月末までに報告があった「職場と生活アンケート」、金融ユニオン取り組み分の集計結果をまとめました。

それによると、賃上げの平均要求額は、月額18,205円(前年16,912円)、時給180円(前年182円)となっています。

時給引き上げ要求は、前年とほぼ同じですが、月額引き上げ要求は、前年に比べ約1,300円高くなっており、消費税増税や物価上昇などへの生活不安が反映していると思われます。

非正規の仲間の時給は、1,100円台が一番多く27%、次いで1,200円台が26%と続いています。これは、正社員の非正規への置き換えによって時給水準の若干の上昇が見られるだけで、従来からのパート労働者などの賃金が改善されているのではなく、生活実態についての質問には、正規労働者で「かなり苦しい」「やや苦しい」と答えた人は49%であるのに対し、非正規の仲間は57%にものぼっており、時給180円引き上げ要求は、年間1800時間フルタイムで換算すれば、月額27,000円になり、正規労働者の賃上げ要求平均の18,205円を大幅に上回り、「正社員との格差」「低水準の賃金」への不満はいっこうに解消されていません。

仕事・職場での不安・不満や政府に対する要求項目の上位5位は別表の通りです。

春闘アンケート
上記『表』の部分をクリックすると拡大します

春闘アンケート
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「仕事がきつい」が急増

仕事や職場での不安・不満では、非正規が前年度と全く同じ順位でしたが、正規では前年7位の「仕事がきつい」が2位に、前年8位の「職場や仕事がなくなるのでは」が5位に、と急増しています。

非正規の仲間が、「労働条件の改善」を重視しているのに対して、正規の仲間が「働かされ方への改善」を重視し始めてきているのが、今回の変化の特徴といえます。

4月から予定されている消費税増税については、女性を中心に「反対」の意見が多く、「賛成」と答えた人は9%に過ぎません。原発再稼働についても「賛成」は7%で、「反対」59%、「どちらともいえない」33%に遠く及びません。

このように、私たち働く者の想いや願いと全く反対の政治が、安倍政権のもとで加速されようとしていることを、引き続き注視していくことが大切です。