2015/02

映画の紹介 「圧殺の海 沖縄・辺野古」

 いま、沖縄。辺野古では毎日、米軍の新基地建設をめぐり、巡視船やゴムボート、特殊警備艇、警戒船など、基地建設反対の人たちを力づくで抑え込みながら工事が進められています。

 海や基地のゲート前で激しい攻防が続いているにもかかわらず、なぜかテレビや新聞紙上では大きく報道されることはありません。

 このような状況の中で、「森の映画社」(景山あさ子事務所・札幌)が、現地のたたかう市民たちと協力して作られたドキュメンタリー映画です。

 先行上映された大阪のシアターセブンでは、連日超満員で続映されたとのことです。全国公開を前に「キネマ旬報」のベストテンでも文化映画7位に選ばれた作品です。

 現在続編が撮影されていますが、その景山さんが海上保安庁の過剰警備で、海上保安官に馬乗りになられ、カメラを取り上げられようとして、取材活動を妨害されたと、1月30日の衆議院予算委員会で日本共産党の赤嶺さんが取り上げました。

 米軍基地の問題は、戦後70年を迎える今、すべての日本国民が考えるべき問題であり、多くの皆さんに見てほしい映画です。

(W)


金融ユニオン・リンク

金融労連ロゴ 全労連ロゴ