「職場と生活アンケート 中間集計結果」 金融労連 全国金融産業労働組合

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全国金融産業労働組合(金融ユニオン)

職場と生活アンケート 中間集計結果

金融ユニオンでは、昨年12月末までに報告があった「職場と生活アンケート」の中間集計結果をまとめました。

賃上げの平均要求額は、月額13,056円(前年12,500円)。時給139円(前年161円)となっています。

中間集計では、正規は昨年を上回る要求でしたが、非正規は今年も連続して前年を大きく下回る要求金額となっています。

パート労働者の月間平均労働時間は87時間ということから考えると、月額1万2千円程度の要求額に過ぎず、正社員同様にフルタイムで働いて、ようやく2万1千円ほどになる計算になります。

「生活実感」については「ややゆとりがある」と答えた人は、正規で5%、非正規で6%、「ゆとりがある」との回答は、正規・非正規ともゼロでした。

賃上げ要求(正規)で一番多かったのは「1万円」の46%、続いて「5千円」28%となっており他産業、金融労連全体と比べても自粛した賃上げ要求になっています。

非正規の賃上げ要求で最も多かったのは、「100円」の41%、続いて「50円」「400円以上」が13%で並んでいます。

時間給1,100円台と1,200円台が中心となっている金融機関の非正規労働者の実態は、全産業の非正規労働者の平均時間給1,045円を上回っているだけに、賃上げ要求に対する一定の抑制力が働いているとも考えられます。

きつい仕事に健康不安拡大

仕事や職場での不安・不満では、非正規の前年度ランク外だった「退職金がない・少ない」が一挙にトップとなりました。さまざまな非正規差別の中でも特に退職金差別への怒りの大きさが示された形です。

正規労働者では、昨年の派遣法の大改悪に続いて、労働時間の上限規制さえ外そうとする安倍政権の「残業代ゼロ法案」などへの動きに強い懸念が示されています。

16春闘では、日本の平和を危うくしている安保法制(戦争法)の廃止を始め、私たち働く者の生活と権利を破壊する今の政治・経済のあり方が大きく問われようとしています。