こんな時どうする?セクハラ編

はじめに

 自身が「セクハラ」の被害に遭っていたら…
考えるだけで、なんとも言いようがなく、虚しくなりますね。

 職場でのセクハラは、その被害を訴えるにしても、周りの同僚の視線を意識しないではいられません。

 このページでは、そうした「セクハラ」についての対処方法や、対策などをまとめて、ご説明します。
是非、ご参考にして下さい。

「これってセクハラ?」 こんな時どうする?

 もし、「セクハラ」の被害者となってしまったら、加害者のみならず会社を「説得」する材料として、また「納得」させ「認めさせる」ための「証拠」になりますから、以下の事に注意して下さい。

 「セクハラ」の場合、初期の段階であったとしても、性的な嫌がらせと言う性質上、短時間に悪質にエスカレートする場合があります。どんな小さなことでも、記録を取っていくことが重要となります。

「セクハラに対して自分でできること…」 こんな時どうする?

 日記やメモ、録音、写真、証人で証拠を固めたら、あなたにできることをまとめてみました。

 パワハラ被害に遭われている人と同様に、セクハラの被害に遭われている人のほとんどは、現状の心的・肉体的ストレスを解消し、継続して働きたいと願っている人がほとんどです。しかし、一方で、会社内部の機関や本部へ連絡、まして加害者本人に通告した場合、新たに生まれる不利益を恐れてしまいます。

 しかし、現在の状況を継続できないのなら、勇気を持って対応すべきと私たちは、考えます。

 セクハラの場合、パワハラのそれ以上に、加害者をそのまま放置することで、短時間で悪質にその度合いはエスカレートする可能性がひじょうに高くなります。
あなたは、今以上の被害を受ける必要は無いのです。

「もう耐えられない…誰か助けて…」 こんな時は、どうする?

 会社の相談機関への訴え、加害者本人への通告など、とてもできないという場合は、「金融ユニオン」にご相談下さい。

 決して一人だけで闘う必要はありません。「金融ユニオン」の仲間と一緒にたたかうことができます。

 以下に「セクハラ」に対する「金融ユニオン」でのセクハラ撲滅にむけて、団体交渉から解決までの大まかな流れを説明します。

金融ユニオンに相談   金融ユニオンにお電話ください。
ご意向や具体的な事実関係を確認し、今後の進め方、対応についてご相談に応じます。
   
金融ユニオンに加入   組合員となったあなたと一緒に会社に対して、セクハラ撲滅に向け行動を始めます。
   
団体交渉申入れ   組合員となったあなたと一緒に、会社側に対して労働組合として「団体交渉」の申入れを行います。
   
解決(和解)   会社側と団体交渉を重ね、あなたの意向と会社側の意向とで折り合いをつけ、解決に導きます。
       

金融ユニオン・リンク

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