2012/10/23
初任給だけを見ずに働き続けられる職場を
-龍谷大学 就職ガイダンス-
龍谷大学 就職ガイダンス
10月23日、就職活動前に各業態の実態を知って貰おうと、同大学の学生を対象に龍谷大学教職員組合と伏見地区労・伏見ふれあいユニオンの共催で、労働組合の代表が就職ガイダンスを行い、学生を中心に60名が参加しました。
金融業界として参加要請を受けた金融労連からは、金融ユニオン浦野委員長と金融労連本部田畑書記長が出席しました。
最初にミニ講演として「良い会社と悪い会社・求人票の見分け方」とのタイトルで、社会保険労務士の笹尾氏が、求人票を見る時に、正社員か否か、残業が多い職場かどうかなどを見極めるポイントを解説しました。
第7回目を迎えたこの企画ですが、今年は特に女子学生の参加が多く、マスコミ・金融・公務の職場実態と、民間の営業職の実状が報告されました。
金融からは昨年に続いて、三菱東京UFJ銀行出身の浦野委員長が、「金融機関では取扱商品が増えて、会社に入ってからも勉強に追いまくられている。職場で心の病に陥る労働者も増えている」「最近、地元回帰志向の学生も増えて、全国転勤のない地域金融機関への就職希望も多い。初任給の高い低いだけを見ないで長く働き続けられるかどうかも良く考えて欲しい」と説明しました。