2013/06/27

三菱UFJフィナンシャルグループ株主総会

様変わりした今年の株主総会

三菱UFJフィナンシャルグループ株主の皆さんへ
三菱東京UFJ銀行・関連会社に働く皆さんへ

 6月27日、日本武道館で6千人が参加した三菱UFJフィナンシャルグループの株主総会に対し、金融ユニオンは事前に提出した質問状と非正規行員向けの内容を裏表にしたビラを、株主総会に参加する株主に配布しました。

 また、同じビラを金融労連本部役員、東京分会の組合員ら10人が丸の内の本店前で出勤前の職員にも配布するなど、合計500枚を配りました。

 総会には、浦野委員長が参加しましたが、事前質問は、日本のトップ企業として国内景気回復のために国内中小企業融資の強化の要請と、非正規職員を含む賃金及び処遇の改善を要求するものでした。

 質問の機会はありませんでしたが、13人の株主が発言し、合併後の店舗統合で待ち時間が長くなったサービスの低下問題を4人が質問し、初の女性役員登用に関連して管理職者の女性比率の照会なども出されました。同グル―プでの女性登用状況は、管理職層では約3千人・14%の比率で、そのうち支店長クラスの女性は400人で引き続き増加に努力をしているとの説明がありました。

 組合株主の質問に対しても他の株主の回答に合わせて、海外の営業拡大に努力はしているが、国内に軸足を置いて、景気回復のために国内中小企業への支援もしっかり行っていくと回答しました。

 合併直後の総会での発言は、銀行の経営問題やバブルの現場でのトラブルなどの質問が多くありましたが、今年の総会での発言は利用者・個人株主の質問が中心となり、大きく様変わりしてきたことを感じました。


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