2013/10/09
みずほ銀行で働く派遣労働者が新加入
パワハラ・退職勧奨の救済求め
10月9日、みずほ銀行東京営業部で組合の配布したビラを見て、銀行職場で働いていた派遣労働者のIさんが、パワハラの救済を求めて組合に加入してきました。
職場の上司の対応は、「職場の混乱」をIさんの責任だと決めつけて、今後問題があれば契約更新はしないと言われて、その後職場へ出勤できなくなりました。出勤できない状況が続いた10月末になって、派遣会社からの退職勧奨通告を受けて、直ちに組合として派遣先の親会社であるみずほ銀行と派遣元のKDDIエボルバへ加入通告と団交の申し入れを行いました。
Iさんは、組合の経験もなく行動に不安を持ちながらも、組合の会議に参加して次のような感想を寄せています。
街頭でのチラシ配布やティッシュ配布には決して手を出さない私が、その日、銀行前で配られていたチラシを何故か受け取ったのです。受け取っておきながら「どうせ行員の問題、派遣の私には関係ない」と思いながらも目をやると、そこに「非正規労働者の処遇改善を!」の文字が飛び込んできました。私には天の助けのように思えました。その後金融ユニオンのお世話になる事になり、11月2日、初めて支部大会に出席をしました。
会社では孤立無縁のように感じていた事がユニオンに加入し、孤独ではないのだと知り、支部大会に出席し、そこには仲間がいるのだと知りました。
これは大きな精神的な後ろ盾になりました。会議の中で話されるユニオンの現状、そして団交の持って行き方、どれもこれも勉強になりました。
実は今、定期大会のお話を参考に近日行われる団交のためにパソコンの前で「1人作戦会議中」の私です。今後ともよろしくお願い申し上げます。