2013/10/16

外資系生保のYさん解雇撤回を要求する

 9月に解雇されたYさんの解雇撤回要求団交は、10月16日に開催され、会社は具体的な解雇理由を述べないままで終わりました。

 会社側代理人の石上弁護士は「そのような具体的な理由は、会社から聞いていない」との回答しかしてきませんでした。解雇の理由は、本人がわかるような具体的な事実を明らかにする必要があるにも関わらず、不誠実な対応でした。

 組合が、その具体的な回答を求めて次回団交を要求しましたが、会社は会社会議室での団交開催を拒否し、費用分担による貸会議室などの利用にこだわったため、組合が譲歩して組合会議室での団交開催を提案しましたが、「そこは公平でない」と言いがかりをつけて、団交日程を入れないままで推移しています。

 組合として「解雇理由の明示」を求める団交ができないのならば、文書で回答を要求しています。石上弁護士を代理人とする会社は、文書にて、団交で回答した抽象的な就業規則の項目を繰り返すだけの回答で、不誠実な対応を続けています。組合は、Yさんの雇用回復を求めて、あらゆる方法を検討しながら取り組んでいく決意です。


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