2013/12/21

生き生きとした活動を! 近畿支部第5回定期大会

 金融ユニオン近畿支部第5回定期大会が、大阪市内で開催され、役員・代議員・オブザーバー18名が参加しました。

 辻支部長は「昨年来発生している国民生活や憲法無視」の危険な情勢に触れて「今こそ金融ユニオンの特性を活用し、一人ひとりの個性を尊重した生き生きとした活動を進めていこう」と挨拶しました。

 執行部からの議案提案の後、行われた討論では、「振替休日に幽霊出勤すると、厳重な制裁が課せられる職場」や「パソコンのログオン・ログオフ資料から2年間遡って50万円を超える時間外手当不払い分の是正を勝ち取った経験」などの時間管理がきちんと進められる職場がある一方で、「早出をすると事前申請がないから残業として認めないと言いながら、残業代を請求しない人には事前申請は不要としている」「始業時刻の30分前に出社するよう指示しておきながら時間外手当を認めない」「時間外手当の予算枠があるので、残業代が請求できない仕組みになっている」「人事考課などで残業代を請求する人が報復されることを恐れて自主規制せざるを得ない」などの職場の矛盾した実態も報告されました。

 また、「毎年、労基署へ時間外勤務等について要請すると、具体例を示して貰うと調査がやり易い」との回答がある一方で「関係当局に要請しても、労働組合には個別問題は答えない」という官庁間格差も見えてくるなど、労働時間についての論議は尽きませんでした。

 大会では、特定の幹部だけでは増加する組合員の要求実現が難しくなってきており、ひとりでも多くの組合員が活動に参加して、労働組合運動を広げていくことの大切さを確認しあいました。

 全議案が採択され、新しい支部執行部が信任されました。

支部の新三役は次の通りです。(敬称略)


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