2014/01/01
謹んで新年のご挨拶をもうしあげます
金融ユニオン中央執行委員長 浦野 弘
新年おめでとうございます。
昨年は、年末の安倍総理の靖国神社参拝、秘密保護法の強行採決など、日本の将来に不安を感じる面と同時に、秘密保護法成立直後から幅広いその法律の廃止を求める国民運動も始まりました。
金融ユニオンにおいても解雇争議を裁判で反撃する闘いを含め、雇用と権利を守る闘いを進めました。新しい仲間も迎えて、働く仲間の期待を受けて奮闘してきた1年でした。
私も昨年は、大学の特別講座で銀行の労働運動を紹介する機会を与えられて、学生さんに金融ユニオンの銀行職場での組合活動を語ることができました。講義を聞いた学生さんの感想文には、『ブラック企業など厳しい社会の現実に対して、一人では難しいが仲間と一緒に企業と社会に対して、もの言う労働組合への参加が誰にでも保障されていて、非正規の労働者も雇用を守るなどの実績を上げていることを受け止め、社会に出たら組合加入を考えたい』との決意がありました。
みなさん、今年も若い青年や職場の仲間に、金融ユニオンは人間らしく頑張る仲間と企業にしっかりともの言う組合であることを語れるように、春闘をはじめ大いに奮闘しようではありませんか!