2014/06/20
今年も株主総会に変化が
金融ユニオンは、例年企業の社会的責任や法令順守、経営問題をチェックすることも労働組合の大切な役割と、株主総会での発言や会場での宣伝行動などに取り組んでいます。
6月下旬に行われた株主総会での模様を紹介します。
株主からも発言相次ぐ
－静岡銀行－ 2014/6/20
6月20日の株主総会には、4人の組合員が参加しました。地元高卒の採用はないのか、リスク商品販売の推進方法に問題はないか、苦情はないか等の質問をしました。
今回の特徴としては、苦情が具体的な内容で株主から発言があったことです。今まで組合として、リスク商品などの問題について発言を続けてきたその積み重ねが、株主が苦情を発言しやすい状況を作ってきたのでしょうか。リスク商品問題は多くあり、株主総会での数人の発言は、氷山の一角であることに間違いありません。
株主の発言は迫力に満ちており議長を務めた頭取が、問題は解決済みであることを強調し、発言者が納得したのか疑問の残る場面もありました。
好決算時の職員処遇のあり方を呼びかけ
－三菱東京UFJ銀行－ 2014/6/27
6月27日、本店で出勤前の行員向けと株主総会の会場前で、株主向けに好決算時の職員処遇のあり方についての論議を呼びかけました。
金融ユニオンが取り組んでいる「行員のベースアップと非正規職員にはゼロ回答」の問題と、「無期契約制度導入の前倒し」実施を評価しつつも、「銀行の都合で解雇できる」内容の改善を求めるビラ500枚を配布しました。
