2014/07/14
"みんなの要求"力をあわせ次々と実現(3)
さらなる要求実現をめざし新加入
-みずほ銀行-
みずほ銀行の大阪で働くシニアスタッフIさんが組合に加入しました。
これまで同行には、シニアスタッフのフル勤務制度の導入を要求し、銀行交渉を行ってきましたが、このほど銀行より8月から実施するとの提案を受け、改善が見込まれるとして組合は受諾しました。
組合は、賃金水準等の不十分さの改善要求書を提出して引き続き交渉を進めますが、フル勤務を希望していたIさんは、要求が実現した機会に、さらに幅広い仲間の「フル勤務内容は本人の納得するものに」「非正規のスキルアップは、支店の成績のために強要することなく、本人の自発的なものに」などの要求実現を求めて組合に加入しました。
早速、7月14日に団体交渉でIさんの要求を提出し、銀行はIさんの勤務店でのスキルアップの取り組みの実態調査を約束しました。
加入の思い -Iさん本人よりの寄稿-
みずほ銀行に30年以上勤め、60歳になっても月13日しか働けない状態のままで、2年間働いてきました。通勤手当は13日の日割り、健康保険や社会保険は全額自己負担。そこで働く時給は、60歳時の役職によるもので、一般職で来た者にとっては、一ヶ月働いても10万円前後の収入でしかなかった。
60歳以降の処遇の改善を求めていました。今年の8月から金融ユニオンの銀行交渉で、フル勤務の働き方の選択制が導入されることになり一歩前進しました。
この成果に確信を持ち、今後の職場活動の改善をめざして、私もその一員として周囲の処遇改善活動に参加したいと思い、加入しました。よろしくお願いします。