2014/09/13

金融労連大会でのD議員の挨拶

 私は、金融労連の皆さんと一緒に三菱東京UFJの非正規労働者の問題に取り組んできました。契約社員の雇い止めの時には、金融労連の皆さんと私たちが一緒に取り組みました。

 丸の内の本店のワンフロア全体が偽装請負の状態になっていることが明らかになり、私はこの問題を国会で取り上げました。この問題では、金融庁も協力的で銀行を指導してくれたりしました。

 国会で取り上げるので、三菱東京UFJは銀行名が出されることを嫌がり、さらに、銀行の担当の担当部長が繰り返し共産党の議員に呼び出されることは勘弁してもらいたいということもあったようです。

 今日の金融労連の大会議案書には、三菱東京UFJが「社員食堂を(昼食手当)非正規と正社員を同じ料金にするとか、有期雇用だった契約社員を無期雇用にする」などの成果が書かれています。これらはまだ問題もありそうだが、そういうことを打ち出さなければならなくなったのだと思います。

 これは現場で立ち上がった女性労働者や金融労連が奮闘し、私たち国会議員団が取り組んだことで変化を作り出したのだと思います。

 しかし、これも議案書で触れていますが、今まで非正規労働者に全く無関心だった企業内組合が、わざわざ非正規労働者組織化に力を入れ始めた。企業内組合に囲い込もうとするのですね。だから、少し前進しましたが、さらに金融労連が現場で問題を取り上げて頑張らないと、本当の変化は作り出せないと思います。そういう意味では引き続き一緒に頑張っていきたいと思います。


金融ユニオン・リンク

金融労連ロゴ 全労連ロゴ