2014/09/29
労働組合なかりせば”飛び交う暴言、あばけぬ隠ぺい体質
-大阪シティ信金-
大阪府下最大の信金である大阪シティ信金には労働組合がありません。
今回、金融ユニオンに加入された労働者から職場実態報告では、毎日の営業店からの数字報告の際にも本部役員から「アホ・バカ・カス」などの罵倒は日常茶飯事です。
労働者を心の病に追い込んだ上司のパワハラ実態を、金融ユニオンが団体交渉で追及しても、「調査したが、そのような発言はしていない」と部下がウソをついているといわんばかりの隠ぺい体質をあらわにしています。
職場によっても違いはありますが、パワハラ支店長のもとでは、昼休みとは、「1時間休むもの」ではなく、「5分程でも食事だけとる」ものだそうです。組合員本人も「弁当を食べるヒマもなく、そのまま弁当を持ち帰ったことも多々あった」とのこと。さぞ奥さんもつらく悲しい思いをされたことでしょう。
先日、組合員のお父さんから金融ユニオン宛に「息子をうつ病に追い込んだ会社への怒りと金融ユニオンへの感謝」の手紙が寄せられてきました。手紙の最後には、「ビラでも配る時には応援に行きたい」と書かれていました。
大阪で最大の信金であっても、労働組合がなければ、「おかしい」「間違っている」「法律違反だ」などと経営者の暴走を、誰もチェックすることができなくなっている、まさに「反面教師」と言えるのではないでしょうか。
労働組合を大切に!
(近畿支部)