2014/12/04
労災申請者に休職期間満了解雇-大阪シティ信金-
大阪シティ信金は、パワハラや長時間過密労働で、うつ病を発症し、休業中のOさんに対して、労使交渉中にもかかわらず、12月4日、休業期間満了の解雇を強行しました。
11月13日に行われた3回目の団体交渉では、組合が「業務による疾病であり、一方的な休職期間満了による解雇を行わないよう」求めました。
この間の交渉で、本件はパワハラや過重労働など、人間性を無視する労務管理のもとでの発症であり、この間の休職を労働災害として扱うように要求し、11月27日には西野田労働基準監督署に労災申請を行っていました。
金庫側は、この間、組合の要求するパワハラや不払い残業の調査をまともに行わず、団体交渉の開催をいたずらに引き延ばしたあげく解雇を強行するという、きわめて不誠実な対応に終始しました。組合は、解雇後も引き続き団体交渉で、違法な労働実態の調査と責任追及を続けていく構えです。
(近畿支部)