2014/12/20

近畿支部第6回定期大会
~組合加入の実感持てる運動を~

 12月20日、金融労連西日本事務所(大阪)で、金融ユニオン近畿支部第6回定期大会が開催され、役員・代議員・オブザーバーが参加しました。

 T支部長は、選挙後に予想される政治・経済情勢を述べた上で、「個人加盟の金融ユニオンとして生き生きとした活動を進めていこう」と挨拶しました。

 議案提案の後、行われた報告・討論では、「メーデーが唯一の全員参加型の行事となっており、リクリェーション活動も企画したい」(大阪)、「青年婦人活動のための予算枠を増額して確保した」(きのくに)など、労働強化が進められ、労働組合への結集が弱くなっている状況を何とかしていこうという思いが次々に出されました。

 また、新人職員を試用期間中に渉外活動をさせ、「金融機関に向いていない」として一方的に解雇したA信組や、パワハラで長期休職に追い込み休職期間満了で労災申請中の労働者を解雇した大阪シティ信金など、雇用責任など全く考慮しない金融機関の横暴ぶりも報告されました。

新しい息吹も

近畿支部第6回定期大会 ~組合加入の実感持てる運動を~

「熱心に議論の進む支部大会」

 その一方で、この1年間に新しく組合に加入した若い仲間が、それぞれの企業で、まだ非公然であるにもかかわらず、職場で仲間を増やして公然化に向けて奮闘している状況などが報告され、新たな展望も生まれています。

 特定の幹部だけでは増加する組合員の要求実現が難しくなってきており、ひとりでも多くの組合員が企業の枠を超えた団体交渉の相互激励活動などに参加して、労働組合運動を広げていくことの大切さを確認しあいました。全議案が採択され、新しい支部役員が選出されました。


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