2015/04/03
ひとこと|「金融機関は人が財産」 新人を我慢強く指導し、育てよ
4月3日付「ニッキン」1面の「ニッキン抄」の最後に、次のような意見が書かれていました。
- 最近「叱り方」「褒め方」の研修が盛んだ。相手の個性とTPOを考えながら両方を使い分けることが若手指導には欠かせない。
- 金融機関は人が財産。希望と不安を抱えて入社した仲間を我慢強く指導し、金融のプロに育てるのは先輩の務め。それが組織の活性化にもつながる。
新入職員を叱るだけ叱り、挙句の果てに、わずか6ヵ月で「君はウチの会社に向いていないから、やめたらどうだ」と退職勧奨し、退職に応じない新入職員を「試用期間満了」解雇したA信組の経営者に、このニッキンの意見を肝に銘じてもらいたいものです。