2015/04/10
諸要求実現・働き甲斐ある職場めざし各地で連帯行動を展開
金融庁、ベアを業界に指導-近畿財務局交渉で回答-
「金融庁が業界にベア要請した」と近畿財務局
4月10日、大阪では3月の財金近畿大行動に続いて、第2次行動が取り組まれました。
小雨の中、金融ユニオンの仲間を中心に、淀屋橋の三菱東京UFJ銀行前で、出勤してくる同行の労働者に金融労連リーフと三菱東京UFJ統一独自ビラなどを配布しました。
その後、公務・金融の仲間とともに、近畿財務局に対して3月に提出した要請書の回答引き出し交渉を行いました。
金融機関に対する賃上げ指導については、「財務局レベルでは行っていないが、金融庁本庁では業界に対してベースアップ指導をしていると聞き及んでいる」と答えました。
金融リスク商品のノルマ販売の禁止要請についても「財務局の指導が及ぶ範囲のものではないが金融庁には(要請のあったことを)申し伝える」と回答しました。
また、大阪シティ信金で返済条件変更などの業務について『後ろ向き』『後回し』などと、円滑化法終了後、金融庁は「方針は不変」と言いながら現場では、もはや不採算業務として敬遠されつつある実態などを指摘し、改善指導を強く申し入れました。
(近畿地協発)