2015/06/13
“もっともっと大きな声を出そう!”非正規ではたらく仲間の全国交流集会
「集会が終了パレードに並ぶWさん」
6月13~14日、大阪市内でパート・派遣などの非正規で働く仲間の全国交流集会があり、静岡のパート臨時連絡会からの参加、大阪からは金融ユニオンの組合員が参加しました。
雨宮さんと毎日新聞社会部の東海林さんのトーク、「生きづらさを克服する働き方へ」では、頑張れば何とかなると言われたが、システムの問題が自己責任とされている事。心の問題と思っていた生きづらさの背景に、労働破壊がすすんでいること。何をされても黙っていると思われていることから、人として生きているという要求を声に出していくことが大事だの話しがあった。
分科会では「均等待遇があたりまえの職場の実現にむけて交渉しよう」に参加。非正規で働く仲間の運動では、あきらめないで要求していく中での成果が報告された。労働契約20条(期間の定めがあることによる不合理な労働条件の禁止)で、裁判を闘っている郵政産業ユニオンの報告がされ、日本郵政グループは日本トップクラスの非正規企業だ。企業はいつも責任の重さの違いをいうが、基幹的な業務を常態的に担っている雇用の形態にこそ違いがあれ、毎日の仕事の責任の重さは違うのか。非正規社員に対する処遇の合理性はどこにあるのか。
集会に参加して、今の労働者が置かれている社会の在り方にもっと声を出すことが大事であり、それを受けることのできる組合の大切さを感じた。
(静岡・W)