2015/08/21

A信組包囲に52人が結集 8・21大阪現地行動

「本店前で抗議の宣伝行動」

「本店前で抗議の宣伝行動」

 新入職員に対して、6ヶ月の試用期間を3ヶ月間延長したあげく、その間の退職勧奨に応じなかったKさんを期間満了解雇したA信用組合(大阪)に対する抗議行動が8月21日に取り組まれ、全国・地域から50人を超える仲間が参加しました。

ビラ5百枚があっという間に

 早朝に行われたA信組本店前周辺でのビラ宣伝では、表題「A信組は若者使い捨てをやめよ!」・裏面「大阪シティ信金はパワハラをやめよ」と書かれたミニサイズのビラをポケットティッシュに入れて配布しました。5百枚用意したビラは、わずか30分ほどでなくなってしまいました。ビラ配布時にはハンドマイクで、金融労連田畑書記長と金融ユニオン浦野委員長が交代で、「A信組経営者には、若者を使い捨てにしているという自覚も反省も全くない」「他の金融機関の人事担当者も考えられない話だと驚いている」「支店長が本人に確認もせず伝聞だけで解雇理由にするなど非常識きわまる」などと、市民やA信組の仲間に訴えました。

次回以降、裁判も証拠調べに

 大阪地裁で開かれた裁判には、金融労連から金融ユニオンをはじめ全国から仲間が支援にかけつけ、地域の仲間や飛び入り傍聴参加の学生も含め、約50人が参加しました。裁判後の報告集会では、弁護団から「次回以降、証拠調べが始まる予定。会社側は各係(預金、融資、渉外)の上司や指導者と支店長の5人程度の証人を予定している。原告からは本人尋問が重要になる」との見込みが報告されました。

 次回裁判は10月16日(金)10時~ 大阪地裁611号法廷で開かれる予定です。


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