2015/08/30
勇気と元気をもらえた 戦争法案反対を特別決議
-第7回定期全国大会-
8月30日、愛知県豊橋市で、金融ユニオン第7回定期全国大会が開催され、代議員・役員・オブザーバー36名が参加しました。
金融労連本部の田畑書記長は来賓あいさつで、「日本が戦争をしなかった戦後70年の間に、アメリカは18にものぼる国と戦争をしてきた。今後、この戦争常習国のアメリカと一諸になって戦争をする集団的自衛権・安保法制を労働組合が手をこまねいて傍観しているワケにはいかない」として、労働組合運動の大前提の平和を守る行動への積極的参加を呼びかけました。
浦野委員長は現役組合員(みずほOB)のご冥福を祈って黙祷を捧げた後、「この一年間、皆さんの奮闘で愛知県中央信組など多くの解雇争議が職場復帰こそ実現しなかったが会社に責任をとらせて解決した。労働組合で培ったものを今後の人生に活かしてほしい。また、戦後70年の大きな政治の岐路に、若者が立ち上がり声を出し始めている。金融ユニオンも新体制で7人中5人が女性となった。この力で新たな前進をかちとってほしい」とあいさつしました。
組合加入で胃のポリープ完治

「すべての議案満場一致で採択」
議案提案に続いて行われた討議では、代議員を中心に13人が発言。
「銀行からグーグルで通勤の直線距離をもとに、払い過ぎの通勤手当の返還を求められたが、組合員の多くは無視して闘っている」
「多数組合は要求しなかったが20年ぶりに非正規含めベアが実現した」
「信金中金から来た理事長のパワハラに長年苦しめられてきたが、先月組合に加入してから、言いたいことが言えるようになり、人間ドックでひっかかっていた胃のポリープもなくなった」
「半沢直樹・花咲舞は労働組合だということがよくわかった」
「会社の言うことに誰も反発できなかったが、組合に入って気分的に楽になった」
「争議も明日は我が身とつくづく感じている」
「職場でも自由にモノが言えるようなった」
「早出・時差・変形労働時間制などは,働く女性にとって大きな負担となることをもっと理解してほしい」
「夜のカギ当番まで女性に担当させる組合との約束違反の実態を追求したら交渉の席上で銀行が謝罪した」
「銀行がベア回答を4月から遡及せず、妥結後の実施という回答をしてきたので、妥結せずに撤回を求めたら、7月からの遡及を認めることになった」
等々、1年間の闘いの成果や課題などが次々と語られました。
貴重な経験を今後の人生の糧に
けんしんSさんが争議解決報告
本大会には、愛知県中央信組のSさんも参加され、「上司からのパワハラで涙が止まらず出勤できなくなった私が、いま皆さんのお力で裁判勝利することができました。この貴重な経験を今後の人生の糧にしたい」とお礼を述べられました。
全ての議案が満場一致で採択
全ての議案が満場一致で採択され、新年度の役員の中から三役が信任投票されました。
2012年から3期にわたり委員長を務められた浦野さんが退任され、顧問として活躍されることになりました。また樋口さんも退任されました。
新三役は次の通りです。
- 委員長 中村 弘光 (新)
- 副委員長 伊藤 宗孝 (再)
- 副委員長 中村 清美 (新)
- 書記長 松井 美智子(再)
全国大会に組合・団体から30通のメッセージをいただきました。
全国大会に参加して
皆さんのご報告を聞くと、私などよりずっと深刻な問題を抱え裁判等で闘っている方々がほとんどであり、身に詰まされる事もありました。ただ、私がさほど重症にならぬうち、いわば風邪気味の初期症状時点で金融ユニオンの門をたたき、相談したことは良いことであったとも感じました。病気も労働問題もひどくならないうちの初期対応が大切、重症になってからでは回復に時間がかかり、それどころか手遅れと言うこともあり得ます。
気軽に相談できる町医者のような存在に私たちもなるべきでは?と考えさせられた本日でした。
(東北支部 木村)
戦争法案に反対する決議
戦争法案に反対する決議
戦争させない、9条壊すな総がかり行働実行委員会は、「この日私たちが戦争をしない未来をつくる」「今こそともに声を上げましょう、行動を起こしましょう」と国会前10万人集会、全国100万人総行動を8月30日に成功させようと呼びかけました。
私たち全国金融産業労働組合(略称金融ユニオン)は、本日豊橋市で第7回全国大会を開催しました。金融職場は厳しい競争の中で安上がり労働力としての非正規労働者を増加させています。成果主義による目標管理でノルマに追われ、パワハラ等による心の病にかかる人、成績を問題として契約更新拒否の不安等から私たちの組合に加入する労働者が後を絶たない状況にあります。
私たち金融ユニオンは、憲法で決められた個人の権利を守り、労働者の団結権を基礎に経営と対峙し、金融労連・全労連に結集して労働条件の改善を求めて全国の仲間とともに運動を進めています。
非正規労働者が4割を超え、年収200万円以下の労働者が2,000万人を超える時代に、消費税増税を実施し、労働法制を改悪し、社会福祉費を削って軍事費を増大させ、戦争法案を強行しようとする安倍内閣のいまの政治を許すことはできません。
本日午後から開催される大会の前に、大会開催地の豊橋駅前で行われた集会に参加した全国の仲間もいました。大会参加者からも「戦争に進めば労働運動も許されなくなる」「アメリカ追随の戦争に参加させられる」等の戦争法案反対の声が出され、大会として総行動実行委員会の呼びかけに応えて金融ユニオンとしても反対し、ともに行動しようと提案されました。
私たち金融ユニオンは、総行動実行委員会の呼びかけに答えて戦争法案の廃案目指して全国の労働組合、国民の皆さんとともに、参加者一同ともに行動し声をあげていくことを決議する。
2015年 8月30日
全国金融産業労働組合第7回定期全国大会