2016/03/10
私のひとこと|金融ユニオンに感謝してます
「どの組合でもこんな親身な団交支援を受けられるわけではない、ということがわかりました」
私の妻は介護ヘルパーをしています。介護福祉士という国家資格を取り、正職員と同様の仕事をしているにもかかわらず、もう5年以上にわたり、契約社員の雇用形態です。
職場には国家資格を取得していない正職員もいる中で、正職員よりずっと低い待遇で、まさしく「同一労働同一賃金」の原則に反しています。
また平成24年から、低賃金の介護職員救済のために利用者から、「介護職員処遇改善加算」を徴求する制度が実施されており、その目的以外に使用してはならないことになっています。
しかし、妻の職場ではこれまでのボーナスを減額したうえで「改善加算」を支給しています。
その結果、一人平均月額千円ほどしか給与は上がっていません。
つまり「改善加算」のほとんどが運営団体の赤字補填に流用されていることになるのです。
今回、私は金融ユニオンに加入し、団体交渉などを通じて、職場環境の改善に手ごたえを感じていますので、妻にもぜひ組合加入をと勧めました。
早速、妻も個人で加入できる組合を調べ、相談していますが「個人加入ですと相談には乗りますが、団体交渉の支援はできません」との回答をする組合があるとのこと。
意外な対応に驚くと同時に、私が金融ユニオンに加入して皆様から頂いた支援は、「組合に入ったんだから当たり前」ではなかったことに気づかされました。
私は、これからも支え、支えられる組合員でありたいと思う次第です。
(東北支部発)