2016/10/12

関心高く好反応 -大阪シティ信金早朝宣伝行動-

「大阪シティ信金宣伝行動」

- 関心を集めた宣伝行動 -

 大阪シティ信金は、パワハラ・人権侵害・長時間労働によって心の病を発症し、休職を余儀なくされた尾形さんを労働組合との交渉中であったにもかかわらず、解雇を強行しました。

 金融ユニオンは、10月12日、大阪シティ信金本店がある北浜駅周辺で、尾形さん本人をはじめ7人の仲間が参加して早朝宣伝行動に取り組みました。

 弁士を務めた金融労連・田畑書記長は「労働者を心の病に追い込んだ加害者の大阪シティ信金が、被害者である労働者を解雇する資格などない。たった1日の病欠でも医師の診断書の提出を求めたり、『信金に拾ってもらったくせに』とか『お前は前の銀行でも不要な人間』などと怒鳴り散らしたり、振替休日にまで幽霊出勤させるなど、懲戒処分を受けるのは支店長のはず。解雇撤回要求に耳を傾けない大阪シティ信金と支店長等を相手どって9月に裁判を起こしたので、ご支援をお願いします」と通勤途上の労働者や市民にマイクで訴えました。

30分でビラ300枚を配りきる

 「大阪シティ信金を裁判提訴。パワハラ被害者への解雇を撤回せよ!」という見出しで、大阪シティ信金から尾形さんが受けた数々のパワハラや人権侵害・嫌がらせの具体例を記載したビラは、地元の信金での事件ということもあってか、用意した300枚のビラがわずか30分で配りきることができました。

大阪シティ信金の労働者もビラに釘付け

 大阪シティ信金の本部に向かう労働者も数多くビラを受け取り、おそらく裁判に訴えられたことを知らされていなかったのか、ビラを食い入るように読んでいました。

 第1回目の裁判は、10月28日、午後1時10分から大阪地裁609号法廷で行われ、金融労連・中島委員長、金融ユニオン・中村委員長や黒田書記長他、愛知や地元の組合員、支援者などで傍聴席は満席となりました。

 金融ユニオンでは、大阪労連の仲間などにも闘いの輪を広げ、年内にも大阪シティ信金を大きく包囲する行動に取り組む予定にしています。


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