2019/06/14
今年も発言しました -静岡銀行株主総会-
6月14日、静岡銀行の株主総会に、今年も出席し組合の立場から質問をしました。
主な質問内容と回答は以下の通りです。
質問 < 雇用について >
- 新卒の採用について
静岡県は若者の流失が多く、金融機関の就職人気も低迷している。
地元の優秀な人材を確保するために何か施策はあるか(高卒の採用、奨学金の肩代わり等)。
離職率はどれくらいか。- 回答>>
新卒採用は、金融機関全体の問題。Uターンの学生が減少している上に、マイナスイメージがあり苦戦している。離職率は3年で25~30%。大きな課題。プロセス評価、ジョブローテーションを、6カ月から2年にした。
- 回答>>
- 定年延長について
現在60歳以降再雇用で時給のパートとして採用しているが、定年延長の計画はないか。働き方の多様性を認め、70歳までの雇用や時給・月給の選択などの考えはないか。- 回答>>
60歳定年で、65歳まで希望者全員採用している。役職定年55歳を廃止した。大きな課題で社会的要請であり検討している。
- 回答>>
質問 < 金融リスク商品の販売について >
- リスク商品の販売にあたっては「顧客本位」の観点が重視されていると思うが、主力商品である外貨建て保険の苦情件数が増加しているようだ。実数を教えてほしい。
- 回答>>
運用アンケート、ご意向の確認、設計書、元本割れの説明、親族の同席、複数回面談、アフターフォロー等で対応している。苦情は、2016年18件、2017年22件、2018年42件(アフターフォローの結果)元本割れが主な理由。
- 回答>>
私たちは、経営問題や企業のチェックも組合活動の一環として捉え、団体交渉だけでなく必要に応じて株主総会での発言を行なっていきます。
(東海支部・M)