2019/09/21
「窓口業務の休止」で昼食時間完全取得 -東北支部・定期大会-
杜の都、仙台市において9月21日、第11回東北支部定期大会が開催されました。
組合員は宮城、山形、秋田と点在しているため、一同に顔を合わせるのは1年ぶりのことです。開会冒頭に佐々木支部長が、先日行われた金融労連第14回定期全国大会の報告を中心に「一年間の活動を振り返り、職場の実態を出し合い、大いに交流を深めがんばっていきましょう」と挨拶しました。
議案提案後の討論では、宮城分会から「特に少人数店舗では職員が不足しているため、昼休み時間が容易に取れない状態が続いていた。経営者と粘り強く交渉するなかで、11時30分から12時30分の時間帯は店舗のシャッターを下ろし「窓口業務の休止」とすることになり、担当職員の昼休み時間が完全に取得できるよう改善させた。職員からは『これでゆっくりご飯が食べられる。ありがたい』と喜ばれている」との報告がありました。職場の要求を取り上げ、粘り強くたたかった組合の画期的な成果です。
秋のたたかいでは、下期臨給の要求とともに来春闘に向けての要求づくりのため、職場での対話とアンケート活動に積極的に取り組んでいくことを確認し合いました。
提案された全議案が採択され、新しい支部役員が選出されました。