2019/12/10
利用者目線で春闘要求づくりを -金融ユニオン近畿支部大会-
12月21日、金融労連西日本事務所で金融ユニオン近畿支部の第11回定期大会が開催され、役員・代議員・オブザーバーが参加しました。冒頭、支部長は「今年の流行語大賞になった『ワンチーム』はラグビー以外でも、野党共闘のワンチームが参院選で改憲を許さない成果をあげることができた。大学入試改悪もストップさせ、桜を見る会疑惑問題では安倍政権を死に体にまで追い込んでいる。金融ユニオンはひとりひとりが自らの意思で加入した組合員で組織されている個人加盟労組で、引き続き要求で団結し前進していくことを期待する」とあいさつ。
大阪分会からは、直近に発生した臨給大幅削減に対し、組合加入を公然化して団体交渉を予定しているアプラスの仲間の闘いや、ほけんの窓口の労災問題に対する取り組み経過などが報告され、何でも手数料を徴収する今の金融機関の在り方やメンタルヘルスが崩れていく過程など、一人ひとりが今抱えている問題・悩みなども率直に出し合い、意見交換を行いました。
1月15日、大阪で開催予定の「財務省金融庁包囲近畿大行動・学習会」で、AIによる金融機関の仕事等について学習し、利用者目線で春闘要求づくり・交渉に反映させていくことを申し合わせました。
決算・予算を含め全議案が満場一致で採択され、2月2日の金融ユニオン中央委員会(大阪)への近畿支部からの中央委員を派遣することを確認し、大会を終了しました。