2020/03/07

「やって良かった」近畿地協春闘学習会-京都にて

 新型コロナウイルス感染の拡大により自粛ムードが広がるなか、3月7日、京都市で近畿地協20春闘学習会が開催されました。

 関西勤労者教育協会副会長の中田進氏から「2020春闘をめぐる情勢」と題して政治・経済状況や国民生活の実態、労働組合が春闘で取り組む課題など、ユーモアを交えた、熱い講演を受けました。

 中田先生は、冒頭、新型コロナウイルス感染拡大問題に触れ、「インフルエンザでは全国で年間1万人近くの人が亡くなっているのに比べ、死者の数ではるかに少ない新型コロナウイルスで騒ぎ過ぎて、経済や商売まで大変な状況になってしまっている。騒動のしわ寄せは、常に弱者にかかってくる」として、後手後手にまわった対策や、休業補償の貧弱さ、全国一律休校などの現場の実態を無視した安倍政権の対応を厳しく批判しました。

 コロナウイルス問題で、経済が大変な状況になっている今こそ、財界がこれまで貯めに貯めてきた内部留保463兆円の一部を取り崩して全ての労働者の賃上げや中小企業に回すべきだと今春闘に向けた労働組合のたたかいの重要性を強調しました。

 今回は2日間の当初予定を1日だけの学習会に変更して、分散会の代わりに全体討論を行いました。

 参加者全員が発言し、10年間も賃上げがなされていない実態や、「顧客本位」と言いながら高い手数料収入を稼ぐような上からのプレッシャーが凄い実態、若年層の離職者に歯止めがかからない状況などが報告されました。

 今回の学習会開催には大変苦労しましたが、旅館の人たちからは「キャンセルが相次ぐ中で、皆さんに来ていただいて涙が出るほど嬉しかったです」との言葉をいただき、参加者にも勇気と元気をもらえる感動的な学習会となりました。

(近畿支部)


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