2020/05/01

メーデー コロナで縮小・休止相次ぐ〝歴史や意義を引き継ごう〟

 「働く人の祭典」と言われるメーデーが、新型コロナウイルス対応で縮小・休止を余儀なくされています。全労連など中央団体のメーデーは規模を縮小し、ネット配信で行われました。地方でも縮小や休止に追い込まれています。

 しかしながら、簡単に中止に踏み切らなかったのは、メーデーの意義や歴史だけは、みんなで確認しておきたいという、強い思いからです。

 1986年5月1日に米国の労働者が1日8時間労働を求めてストライキで立ち上がったのがメーデーの起源です。

 長時間労働や低賃金に苦しんでいた多くの労働者はこの運動をきっかけに8時間労働を勝ち取りました。

 その4年後には世界中の労働者が8時間労働を要求する第1回国際メーデーが開かれました。

 100年以上経過した今でも8時間労働が、ともすれば踏みにじられようとしているだけに、来年は多くの仲間の参加で成功させたいものです。


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