2020/07/22

ひとり旅日記-『政争に破れたら囚人?』

 7月22日、「ひとりGoToキャンペーンツーリン in 北海道」初日です。

 今回の3つのテーマのうちの1つ「樺戸集治監」(北海道樺戸郡月形町)が今日のメイン。北海道開拓初期には囚人が原生林を切り開き道路等を作ったことは有名です。

 しかし最初の「刑務所」は網走ではなく、札幌から1時間ほど石狩川上流、月形町の「樺戸集治監」であったこと、収監されていた多くの人が実は明治新政府の政策に不満を持って動乱を起こし破れた旧士族 、今では罪に問われることもない「政治・思想犯」であったことは小説『赤い人』を読むまで知らず、今回真っ先に立ち寄ったのです。

 鉄球付きの鎖を足に繋がれた囚人達が日々出入りしたため凹んだという、博物館入口の石段の凹みが衝撃的です。

 明治は『坂の上の雲』にあるような、苦労はしたけど前向きな明るい時代というのは表の面です。突然、処遇が変わり困窮し不満を持った旧武士階級はあって当然、私たちと同じです。

 しかしひとたび政争に破れれば囚人として、馬一頭通る道もなく原生林と腰までぬかるんでしまう湿地帯だけが無限に広がる蝦夷地に送られ、綿の入った半天さえ支給されない環境で凍傷に苦しみながら人々は開拓に当たった、そんな裏の面もある事が私の脳裏に刻み込まれました。

 すっげー、まっすぐな道!そこを走るとき、どうやってその道が出来たのか考えてみましょう。また、監獄でレンガ焼きもしていた囚人がある落書きを掘り込んでいたのですが、それは何でしょうか?とても救われる気がします。ぜひ訪ねて見てください。

(東北支部・K)


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