2020/09/10
「銀行(派遣先)が初めて謝罪しました」・・・Mさんの決意
大阪本店で今後営業をする決済端末の勉強会が続き、5日間がやっと終了し、ホッとする間もなく派遣先(銀行)の指揮命令者から「話があるので少し時間を下さい」と言われた。別室に移動すると派遣会社の担当者のK氏も待っていた。一体何だろうと思い席に着いた。
「本日は二点ですが、人事部長から話があり謝罪したいことがあります」と言われた。
まず一点は「派遣先銀行のリテール業務の女性社員が以前、Mさんに業務時間外に電話をしたり、メールをしたり、それが夜中まで及んだということによって不快な思いをされたということですが、本人には反省文を提出させ、一週間自宅謹慎等をさせ厳しく注意しています」と。
もう一点は「派遣スタッフのメールアドレスを一斉送信して流出させてしまった件について謝罪させていただきたい。その二点を謝罪させていただきます。本当に申し訳ございませんでした」
私には謝罪会見のように映ったが、いままでは絶対に謝罪をしなかった。組合を通じ団体交渉を経て、3回目の団交では派遣元の役員の方も2名東京から来られた。役員を通じて、初めて派遣先の銀行のグループ長が深々と頭を下げて謝罪するということまでに展開した。
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私は、あまりにも突然のことで、また問題発生からずいぶん時間が経過している上に、勉強会の疲れもあってか、何かテレビの謝罪会見を見ているようでした。とにかく大きく事態は進展しました。銀行の職場では孤独で、淡々と数字を上げないといけないというプレッシャーがあり、どうしても上手くいかない部分も多々あります。
しかし私には金融ユニオンの皆さんが見守って下さって「仕事も頑張って!」と激励されていると感じて、熱く燃えています。
新しく仕事に加えられたキャッシュレス決済端末の営業でもナンバーワンになって指揮命令者に倍返しだ。(笑)