2020/10/16
大阪シティ信金のあきれた対応 不誠実団交 ここに極まれり
金融ユニオン近畿支部は、来年60歳定年を迎える大阪シティ信金の『K組合員の再雇用に関する労働条件』の明示と、総額1千4百万円以上に及ぶ、20年を超えるK組合員への『臨給減額となる人事考課結果』について、9月18日に、10月1日の団体交渉開催を申し入れました。
しかし、信金側の都合で、団体交渉の開催は10月16日に延期されました。
これまで、同信金は組合側の団体交渉開催申入日を、信金側の都合を最優先して必ず延期してきていましたが、今回も「来期のリクルート作業」を理由に延期となりました。
組合は、前夜の対策会議での議論をふまえて、団体交渉当日の10月16日朝、人事部長に直接、電話で最新の「定年再雇用規定」、K組合員の直近5年間の「臨給評価シート」などの協議資料を準備するよう申し入れ、人事部長も「了解」していました。
しかし、同日夜の団体交渉には約束したはずの資料を持ってきていませんでした。
大阪シティ信金には職場に労働組合がないということを差し引いても、この日の団体交渉の対応は労使交渉の「イロハ」さえ知ろうともしない無責任な経営姿勢そのものです。
(近畿支部発)