2020/11/11

〝みんなの要求 みんなで実現〟-第94回栄総行動-

 名古屋で毎年4月と11月に開催される栄総行動が今年の春はコロナで延期となりました。秋の行動は、11月11日に開催となりましたが、交渉団は人数を絞っての参加でした。午前中は分散して名古屋市役所、労働局、名古屋高等検察庁などへ要請をしました。昼休みは栄地区を三方向から栄小公園までパレードをして栄小公園で集会。小畑バンドによるジャズの演奏に迎えられ、各団体がアピールをおこなったあと、午後の要請団を編成。 午後は、三菱UFJ銀行へ愛知視覚障がい者協議会の仲間とともに要請をおこないました。視覚障がい者のための誘導ブロックは、道路に沿って続いていますが、建物の入り口までは続いていないため「建物前まで来ているのに入り口がわからない。銀行入り口まで誘導ブロックをつなげて欲しい」と要請しています。

 この要請に関して、何年も前から道路を管理する名古屋市は「三菱UFJ銀行がやると言ってお金を出してくれればやります」と言っています。一方、銀行側は「名古屋市がやってくれない」と主張して平行線が続いています。他の市町村ではどうなっているのでしょうか?

 「手前のバス停や駅から電話をすれば迎えに来てくれて銀行まで誘導して欲しい」と要請すると、「事故があっては責任が負えないのでそれも出来ない。銀行の敷地内からはご案内します」との回答ですが、障がい者の誘導をするのに特別な資格がいるわけではなく銀行の姿勢が問われます。

 そこで、機関紙読者のみなさまへお願いです。町に出た時に銀行の前を通ったら、足元の誘導ブロックが銀行の建物入り口まで途切れることなく続いているか見て頂きたいのです。わずか30センチ程の一つのブロックに誘導がないことで障がいをお持ちの方は困っています。

 情報提供を金融ユニオンまでお願いいたします。

(愛知ブロックK)


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