2021/01/01

金融ユニオン 黒田 清美 中央執行委員長 年頭のご挨拶

 謹んで新年のご挨拶を申し上げます

 皆さまにおかれましては、今年はいつもとは違う新年を迎えられた事と思います。

 昨年を振り返れば、コロナに尽きる1年でありました。年初には、中国で新型のウィルスが流行し始めたらしいという状況から、瞬く間にグローバリズムの流れに乗り世界中に感染が広まりました。感染力の強いウィルスは、次々と変異しながら更に感染を拡大しています。それは、人類をあざ笑うかのごとく、これまで経験したことのないパンデミックを生み出しています。

 コロナ禍では、多くの人が職を失っています。消費の落ち込みは、景気の悪化を招き、ますます経済状況は悪くなって行くと考えられます。私たちの働き方も大きく変化しました。緊急事態宣言下での交代勤務の経験、密を避けるための時差通勤やリモートワークなど平時では考えられない事でした。銀行業務のAI化、デジタル化は、私たちの予想よりもスピードを上げて進化しています。デジタル化で恩恵を受けるのは、顧客とそこに働く労働者であって、省力化で人件費を抑え込む事が目的であってはならないと考えます。

 テレビドラマで大成功を収めた「半沢直樹」は、友人、家族あるいはお客さまからも話題になり、銀行ってこんなところなのだと興味をもって見ていたり、誤解を生んだりしたことでしょう。勧善懲悪のドラマの世界とは違い、現実は「出る杭は打たれる」正しい事を成そうとすると反感を呼ぶ事が時としてあります。しかし、私たちは誇りを持って仕事をすることが生きがいであり、そのことが社会の進歩と発展に貢献するということではないでしょうか。

 コロナ禍は、いつまで続くのか終わりのないたたかいですが、医療、介護などの仕事に従事される方々に感謝をするとともに、いつか終息の時を迎えるまで個々人ができるだけ感染を防ぎ、笑顔で会える時まで元気で頑張りましょう。

 今年一年が、良い年になりますように!


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