2021/03/20

危うさを感じるデジタル化の推進…監視社会?

 デジタル化そのものを否定するわけにはいかないと思われる世の中であるが、私たちの「働き方」に大きな影響を与える心配があると考えるのは、私だけではないと思う。安倍前総理が「働き方改革」と宣言した時には、随分機関紙で「働かせ方改悪」だと、不安を募らせた。

 世界的なコロナ感染拡大とその対策に各国が対応に努力しているその最中に、チャンスとばかりに登場してきたのが「デジタル化」の推進という政府の施策だ。

 コロナ禍で在宅勤務が要請され、企業による在宅勤務の管理強化されることは、まるで自宅に監視カメラが据えられ、プライバシーの侵害や人権侵害にならないのかという疑念がある。

 テレビの刑事ドラマや映画のワンシーンで、犯人捜しの場面に登場する個人情報を目にするたびに「こんなことして犯人捜しをするのか」「原発反対や憲法改悪反対などの集会に参加していた自分がどこかの情報収集機関に利用されることはないのだろうか」と、不安視するのは考え過ぎか。

 デジタル化は、これまでの雇用のあり方や労働密度・労働時間管理など労働条件にも大きな影響が出てくると考えざるを得ない。私たちは、働く者の権利と健康、生活を守っていくためにも、今後の動向を注視するとともに、是非についても考えて行かなくてはならないと思う。

(心配性の男)


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