2021/06/18
配当金増配よりも非正規職員の処遇改善を! -静岡銀行株主総会-
6月18日、静岡銀行定時株主総会に出席して発言しました。
団交でも、システム障害時の対応、配当金増配より非正規労働者に賃上げ・臨給支給をと交渉してきましたが、株主総会では、組合・株主の立場で発言しました。発言要旨と回答は次の通りです。
① 静岡銀行と山梨中央銀行との業務提携について
- 質問 >>
山梨中央銀行の本店内にTM証券(静銀証券子会社)が開設されました。以前の株主総会ではTM証券の勧誘方法などの苦情発言と言える発言がありました。 - 回答 >>
両行経済発展のため。地域のお客様重視は変わらない。基本的にはリスク商品であり、TM証券には収益の偏重をしないよう教育する。顧客本位を持って取り組む。
② 次世代システムの障害について
- 質問 >>
稼働日からシステム障害が続きました。プログラムの設定に不備があったということですが、二度の延期で実施を急ぎ、無理があったのでは。2月の利息の付く日には正常稼働するか不明のため、一部従業員が深夜まで待機していたと聞いています。午前零時50分頃に出勤不要の連絡があったようですが、待機時間の勤務手当はどのように。 - 回答 >>
長くテストをして万全を期した。9月以降、移行訓練をしてきた。月間3千万件の処理をしていて安定稼働している。利息の日は、事前チェックで時間外対応した。出勤の可能性がありと通知したが、トラブルの可能性がなくなった時点で連絡している。待機指示はしていない、法的には問題ない。連絡時間が遅くなったことは問題があり改善の余地がある。
➂ 配当金3円増配について
- 質問 >>
コロナ禍の中、最前線で仕事をしている多くの非正規の女性職員処遇へ増配のうち、1円でも支給できないのか。 - 回答 >>
地域・取引先・従業員・株主、バランス良くする。従業員の処遇水準は上位にある。教育施策を拡充する。健康のため、ウエアブルボイスを従業員に配付した。
その他持続可能な社会貢献への取組についても質問しました。
今後も団体交渉に加え、株主総会での発言も組合活動として取り組んでいきます。
(静岡・M)