『新加入－三井住友銀行から』 金融労連　全国金融産業労働組合

2021/12/01

新加入－三井住友銀行から

　三井住友銀行で合併によって「中途採用」という形になっていた住宅ローン専門部署に所属するＴさんが金融ユニオンに加入され、12月1日、大阪支店に加入通告と要求提出を行いました。

　銀行側は人事部副部長含む2名が対応し、組合側は本人のＴさんと金融ユニオンからは5名地域労連の大阪中央区労連の事務局次長の5名が参加しました。

　組合から要求書を手渡し、内容の説明を行い、Ｔさん本人からも組合加入と要求書提出に至る経緯と思いが語られました。引き続き、同応接室にて、従業員組合の担当者に対し、脱退通知書を直接手渡しました。

　　銀行に提出した要求書には、主に以下の要求が掲げれています。

1. ①51歳からの賃金ダウンの見直し
2. ②三井住友銀行の企業年金制度における「加入期間15年未満受取不可」についての制度改善
3. ③銀行都合による中途採用者に対する不利益となる処遇の改善

　Ｔさんは、特に入社以降の度重なるパワハラや、自宅に上司2名で上がり込み、個人所有のパソコンを一方的に調査するという重大なコンプラ違反(憲法35条「住居の不可侵」)への強い怒りも伝えました。組合は早急に団体交渉の開催を申し入れ、遅くても年内開催を口頭で求めました。

　組合加入通告を終えたＴさんは「通告前は、いろいろと不安を感じていましたが、同じような通告の経験をされた先輩方のお話や組合の役員らの支援の言葉もあって、自信をもって思いを語ることができました。今後のご支援よろしくお願いします」と話しています。