2023/01/20
委員長新年あいさつ
新年あけましておめでとうございます。
皆様におかれましては、つつがなく新年を迎えられたことと存じます。
昨年を振り返れば、2月のロシアによるウクライナ侵略戦争が始まり、年末には岸田政権が「防衛費の抜本的強化」が必要だとして大幅な軍備増強をすると発表しました。平和が脅かされる事態となっています。憲法が保障する健康で人間らしく生きる権利は、何よりも平和があってこそのものです。今こそ憲法を守る取り組みが必要です。
コロナ禍は3年を経過しました。ウイルスは弱毒化されているとされていますが、2月には第6波、夏場には第7波、そして12月に入り第8波となり私たちの生活と命を脅かし続けています。行動制限のない年末、年始となりましたが、油断はできません。
コロナ禍で露呈した行政の危機管理の在り方は、行政改革の名の下に大幅削減された保健所等の公共施設や人員を取り戻す運動へと繋げていくことが必要です。スポーツの世界でも、東京オリンピックの汚職事件の摘発がありました。スポーツイベント開催の裏で、利権の獲得のため大金が動き私腹を肥やすことはもちろん許されないことです。オリンピックの開催方法は考慮されるべきものとなってきています。とはいえ、サッカーワールドカップでは、日本中が応援に沸き立ちました。中でも、ワールドカップは、ベテランから初出場の選手まで話題となったプレーは数多く、中でも森保監督の采配は賞賛を浴びました。2023年はラグビーワールドカップが開催されます。すばらしいプレーを期待しましょう。
ラグビーの精神である「ひとりはみんなのために。みんなはひとりのために」は正に労働組合の精神です。コロナに負けず元気に仕事も活動も続けて行きましょう。今年一年が、良い年なりますように