2018/10/27
「生(なま)の声」を集め、運動を広げよう!-第10回東海支部大会-
10月27日、愛知労働会館で金融ユニオン・東海支部第10回定期大会が開催されました。委員長はあいさつで「静岡では財務局、労働局交渉、愛知では栄総行動と、長い間継続してやってきていることを継承していこう」と述べました。
以下は意見の要約です。
- 若者の自死事件が続いている。ネット上では「サービス残業は当たり前」などの気になる書き込みがある。見ている人がいる。そこに要求があるのでは。
- スルガ銀行の経営者のモラル低下がパワハラを増長させた。守ってくれる組合は必要。運動へと発展させることが出来る。
- 自分の問題を解決した人は、次は、みんなのためにがんばるという意義・運動を理解してもらうことが大切。
- 組合の中で一定の役割を担ってもらうという意識改革が必要。変に遠慮してはいけない。
- 非正規の中で、退職金制度を要求する声が大きくなっている。定年退職後、収入ゼロになるが前年の税金は支払わなければならない。アンケートでも多くの声が集まっている。団交で取り上げて欲しい。
- みずほ銀行では、2020年を目途に非正規の退職金制度が導入されるが、まだ具体的に決まっているのではない。無期転換をきっかけに、当初は導入させることを目標にやってきた。非正規の大部分が無期雇用になっている現状がある。非正規、正社員を問わず企業には貢献している。
- 自己啓発として、休日セミナーやWeb研修が行われているが、セキュリティー上の問題もあるのではないか。「強制ではない」と言われれば、現状の判例上困難さがあるが、「暗黙の指示・命令」ではないか。現場の声として、弁護士などと学習会をして欲しい。
活発な討論のあと、議案の採択に移り、すべての議案が満場一致で採択されました。